増える日本の現金流通、世界で突出:日経
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ21HGM_R20C17A2000000/
BISレポート2015
http://www.bis.org/cpmi/publ/d155.htm
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名目GDPに対する現金流通残高の割合 |
名目GDPに対する現金流通残高で、日本は19.4%、米国7.9%、韓国5.5%、スウェーデンは1.7%となっています。
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via:日銀※PDF |
BIS決済統計からみた 日本のリテール・ 大口資金決済システムの特徴(日銀)※PDF
http://www.boj.or.jp/research/brp/psr/psrb170221.pdf
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日本は19.4% |
徐々に左上(現金→カード)に移行していくのでしょうけど、日本の現金主義(タンス預金?)は他国を圧倒する。
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日本は7.7枚 |
ただ現金大国の日本ですが、カード保有枚数が少ないわけではない。
1人あたり3枚近くの電子マネーを保有している日本は、電子マネー大国といっても過言ではなさそうです。
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主要電子マネー16種類の発行枚数ランキング2016(クレカは読み物)
先程のグラフでは日本人の保有枚数は、クレカ+デビカ>電子マネーなのですが、対GDP比のカード決済金額は他国よりも相対的に低いのは
普段の小額決済で利用する機会が少ないことが対GDP比のカード決済金額が低い要因と思われます。
少額決済で電子マネーの利用が増えれば小銭を使う回数が減るので、1円玉の発行枚数も急減しています。
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「1円玉」はなくなるのか 電子マネー増えて発行枚数が激減(J-CAST)
2014年度には、消費税率が8%に引き上げられたこともあって1億6000万枚が発行されたが、翌15年度にはその3分の1にあたる5351万枚、16年度はじつに100万枚(計画ベース)にまで激減した。
1.6億枚→5351万枚→100万枚と一気に発行枚数を減ってます。このままいくと2020年頃後半には都市部で現金による支払いはほとんどなくなるのかもしれませんね。
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