2017/05/04

世界の展示会場の面積ランキング2015

世界 海外 展示会 面積 ランキング

展示会 面積 ランキング 見本市
展示会場の面積ランキング※PDF
1位(46.6万m2) ドイツ・ハノーバー
2位(40.3万m2) 中国・上海
3位(36.7万m2) ドイツ・フランクフルト
4位(34.5万m2) イタリア・ミラノ
5位(33.8万m2) 中国・広州

73位(8.0万m2) 東京ビッグサイト
世界の展示会場の面積で、日本は世界73位となっています。1位のハノーバーの1/6サイズと先進国でありながら少し寂しい規模ですね。
各国の展示会場のスペースを合計して比較してみると、アメリカがダントツで671万平方メートル、次いで中国の475万平方メートル、さらにドイツ337万平方メートル、イタリア222万平方メートル、フランス209万平方メートルとなっている。日本はといえば35.1万平方メートルで、アジア諸国のなかでは中国に次いで広いが、イギリスが60万平方メートルであることを考えると、経済力のわりには見劣りがしなくもないというのが、現状もたれている危機感なのだ。
via:WIRED.jp
日本の展示会場のサイズが小さいため他国に後塵を拝していますが、潜在需要はもっとありますよね。


ビッグサイトは東京五輪期間中はプレスセンターとして使用するため展示会場として利用はできないとのこと。

海外へ発信するという情報発信地として、他の会場では広さ不足は否めませんし、ビッグサイトの事業費は1907億円(+土地代874億円)なので、財源などで難航しそうですが、都心に20万平方m規模の展示会場を建設してもいいと思います。

もし建設するならコンペは新国立競技場みたいに内々でやるのではなく、広く公募して後世に残るものにしてほしいです

世界最大の見本市会場ハノーヴァー・フェアグラウンド

世界2位の上海国家会展中心

世界5位の広州市国際会議展覧中心

2017/05/01

日本の現金流通残高(GDP比)が高い


増える日本の現金流通、世界で突出:日経
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ21HGM_R20C17A2000000/

BISレポート2015
http://www.bis.org/cpmi/publ/d155.htm
名目GDPに対する現金流通残高の割合

名目GDPに対する現金流通残高で、日本は19.4%、米国7.9%、韓国5.5%、スウェーデンは1.7%となっています。

via:日銀※PDF
BIS決済統計からみた 日本のリテール・ 大口資金決済システムの特徴(日銀)※PDF
http://www.boj.or.jp/research/brp/psr/psrb170221.pdf

日本は19.4%
徐々に左上(現金→カード)に移行していくのでしょうけど、日本の現金主義(タンス預金?)は他国を圧倒する。
日本は7.7枚
ただ現金大国の日本ですが、カード保有枚数が少ないわけではない。

1人あたり3枚近くの電子マネーを保有している日本は、電子マネー大国といっても過言ではなさそうです。

 ■主要電子マネー16種類の発行枚数ランキング2016(クレカは読み物)

先程のグラフでは日本人の保有枚数は、クレカ+デビカ>電子マネーなのですが、対GDP比のカード決済金額は他国よりも相対的に低いのは


普段の小額決済で利用する機会が少ないことが対GDP比のカード決済金額が低い要因と思われます。
少額決済で電子マネーの利用が増えれば小銭を使う回数が減るので、1円玉の発行枚数も急減しています。

「1円玉」はなくなるのか 電子マネー増えて発行枚数が激減(J-CAST)
 2014年度には、消費税率が8%に引き上げられたこともあって1億6000万枚が発行されたが、翌15年度にはその3分の1にあたる5351万枚、16年度はじつに100万枚(計画ベース)にまで激減した。
1.6億枚→5351万枚→100万枚と一気に発行枚数を減ってます。このままいくと2020年頃後半には都市部で現金による支払いはほとんどなくなるのかもしれませんね。


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